• 2022.04.20

和室を洋室に、フロア張り替え工事

‌大工の往古です。

今回は、現在進んでいる現場の紹介です。

その中の一部、「和室とリビングをつなげる」

の部分の流れを紹介します。

施工前がこちらです。

リビングの中に和室がある感じです。

このリビングと和室の境を無くし

一面フローリングにする、つまり

和室とリビングを繋げると言うことになります。

ここから流れの話になります。

まず、今回は「上貼り」になります。

古いフローリングの上に、新しいフローリングを貼る、ということです。

和室は解体してしまうので、新しく下地を貼ります。

下地の下には断熱材が入ります。

これが入ることで、床下からの冷たい空気を防ぎ、室内の暖かい空気は逃げにくくなります。

次に床断房です。

床断熱とは違い、直接床を温かくします。

これがあると冬でも室内は暑いくらいです。

ここまで終われば、あとはフローリングを貼っていきます。

現在進行形中の為、完成形や、全貌はまだ見れませんが

元和室とリビングがフラットになり、かなり広いリビングになりました。

今回お勧めしたいのは床断熱と、床暖房です。

よく、「床が冷たくて素足じゃ歩けない」

や、「家の中が寒くてずっと暖房つけてる」

などの声を聞きます。

床暖房までとはいかなくとも

床断熱には、省エネ効果もあるので

そう言ったことにお困りの方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

  • 2022.03.02

フローリング上貼工事

大工の往古です。

 

家の中で、床が沈んだり抜けそうといった場所がある時の工事を紹介します。

こちらのお宅は、まさにそういった状況でした。

直し方は大きく二つあり

フローリングを全て剥がし、貼りなおす方法

フローリングの腐食部分を補修し、新しく上貼りする方法

今回は後者を紹介します。

 

腐食部分を大きくくり抜き、下地に腐食等無いことを確認します。

 

特に無ければベニヤで穴埋めをし、これが補修となります。

これだけで十分な強度になります。

後はこの上に新しいフローリングを貼っていくだけとなります。

全て貼り終えるとこんな感じで

補強したところが目立ったり、跡になるなど一切なく出来ます。

床貼りは色々なやり方ができるので、その一部の紹介でした。