- 2022.03.02
フローリング上貼工事
大工の往古です。
家の中で、床が沈んだり抜けそうといった場所がある時の工事を紹介します。
こちらのお宅は、まさにそういった状況でした。
直し方は大きく二つあり
フローリングを全て剥がし、貼りなおす方法
フローリングの腐食部分を補修し、新しく上貼りする方法
今回は後者を紹介します。
腐食部分を大きくくり抜き、下地に腐食等無いことを確認します。
特に無ければベニヤで穴埋めをし、これが補修となります。
これだけで十分な強度になります。
後はこの上に新しいフローリングを貼っていくだけとなります。
全て貼り終えるとこんな感じで
補強したところが目立ったり、跡になるなど一切なく出来ます。
床貼りは色々なやり方ができるので、その一部の紹介でした。
- 2021.10.06
リノベーション part3
大工の往古です。
またまたリノベーション関連です。
改めて
リノベーションとは、簡単に言うと
間取りをいじることや、新たな機能を加えることを言います。
例えば、部屋を広くしたりキッチンの配置を変えること
などはリノベーションに含まれます。
今回は、木完(大工工事の完了)間近の現場を
お見せしようと思います。
まず外装、増築部分のビフォーアフターです。
こんな感じになりました。
黒の板金サイディングで和モダンな感じになりました。
現在の内装です。
(これより前の状態は少し前の投稿で見れるので
よければ見てみてください。)
あとはドアの取り付けと、巾木廻り縁の施工で
自分たちの作業が終わりとなります。
ここまで約2カ月でした。
基本的に大工であれば、解体から行うことがほとんどです。
最初から最後まで責任を持って工事をさせていただきますので
家の悩みなどは一度ご相談ください。
- 2021.09.15
リノベーション part2
大工の往古です。
前回に続き、リノベーションの
お話しです。
今回は『増築』について書いていきます。
増築とは簡単に床の面積を増やすことを言います。
例えば、平屋のお家に2階を建てるのも増築です。
この現場では、約3畳ほどの増築を行いました。
建つ前がこんな感じでした。
ここから基礎屋が基礎を打ちます。
基本的には新築の要領とあまり変わりません。
なので、条件などは除き
建てること自体はそんなに難しくありません。
建て終わりがこの状態です。
玄関と、サッシが2つ付いています。
増築部分は、土間スペースとなっていて
床がモルタル仕上げになります。
今はここまでになっているので
今回は以上になります。
土間打ちで母屋と併設
大きくすればガレージにもなりそうで
いいなぁ、と思って見ています。
- 2021.08.25
リノベーション始まりました。
大工の往古です。
佐倉市にて大規模リフォーム
(リノベーション)
が始まりました。
今日から約2カ月ほど経過報告も兼ねて
紹介して行こうと思います。
今回の現場は古民家です。
この現場は内装解体から始まりました。
天井→壁→床
の順で剥がしていきます。
写真が解体後になります。
昔の建物は、屋根の重さで
強度を保っているというのもあり
かなり迫力のある屋根裏でした。
自分もなかなか見ないので
この現場で学べることは多そうです。
解体が終われば、一般的なリフォームと
変わらず最初に床を貼っていきます。
解体は、床が最後。
施工は、床が最初 になります。
こうすることで、天井と壁の解体がやりやすくなります。
今回は解体までの紹介でしたが、まだまだ続きますので
どうかお付き合いください。
- 2021.07.28
窓の移設
現場の往古です。
意外と多い窓の移設工事を紹介します。
今回も写真でざっくりと説明します。
ここで紹介する現場は
もともと和室で、洋室にリフォーム
という内容です。
既存の窓は、襖のすぐ近くにあるものでした。
実物はこんな感じです。
この時点で仕上がりや防水などについて
気にする方もいらっしゃいますが
何も問題ありません。
この上に下地を流し、ボードを貼ります。
そこに壁紙を貼り、完成となります。
移設したとは思わないですね。
窓はなくすことも増やすことも
大きさも自由に変えることができます。
是非参考にしてください。
- 2021.07.07
部屋の仕切り工事「部屋の間仕切り工事
現場の往古(龍)です。
今回、数ヶ月前に行った
「部屋の仕切り工事」を紹介します。
簡単に言うと、部屋の中に壁を作り部屋を増やす
と言ったものです。
まず「天井、壁、床」に寸法の墨出しをし
写真のように間柱を立てていきます。
建具(ドア)がつくのでこの時点で建具の寸法も出します。
間柱が建て終わったらあとは「ベニヤ or ボード」を貼っていきます。
もし壁に何か棚を作りたいなど、何か取り付けるために
強度が必要な場合はベニヤにします。
このように用途に合わせて壁を貼り、大工工事は以上です。
貼り終わりはこんな感じです。
時間と材料があればDIYでもできるかもしれません。
是非参考にしてみてください。
- 2021.06.16
目隠しフェンス工事
工事課 往古です。
今回は造作の目隠しフェンスを紹介します。
完成形はこんな感じです。
いや、かっこいいでしょ。ねぇ。
建て始めはこんな感じです。
これだけじゃまだ迫力はないですね。
ただ一回の屋根と同じ高さなのでかなり大きいです。
少し進んで、目隠しになる材料を打っていきます。
この隙間は3センチ間隔になっています。
お客様からのご要望で、途中から4センチ間隔にしました。
正面からだとちょっと開きすぎかなと思いますが、斜めからであれば十分目隠しにはなります。
ここからはもう貼って行くだけです。
で、出来たのが
こちらです。
最初のです。
自分の家にも欲しいです。
って思ったので是非参考にしてください。
- 2021.05.26
東屋組立工事
こんにちは。
現場の往古です。
今回は佐倉市にて、東屋の組み工事がありました。
骨組みまでの工程を大まかに写真で振り返ろうと思います。
まずは設置位置を決め、そこから規模、直角を出します。
ここがうまくいかないと最後うまく収まらなかったり、カッコいい見た目になりません。
次に、基盤となる「束」を置いていきます。
これは住宅で言う「基礎」になるので必ず必要になります。
束があることで建物が安定し、強度が保たれます。
いよいよ組みに入ります。
設置した束の上に柱を立て、梁桁を組んでいきます。
柱を立てる際、しっかり垂直を見ないと梁桁が入りません。
それに加えて、建物が歪んでしまいます。
屋根に入ります。
今回は方形屋根になります。
隅木という四隅の材を組みます。
いやぁ。ここ大変でした。。
最後に根太を敷いていきます。
この根太を入れたらもう建物はビクともしません。
あとはベニヤを敷いて、壁を貼ったり、ベンチをお好みでつければ完成です。
ここまでの形かこちらです。
ここからはお客様が自分の好みで施工していきます。
この後が気になりますが自分たちはここまでです。
ここまで見ていただきありがとうございます。
夏に備えての東屋でした。
参考になればと思います。
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