2015.04.16 Thu

現場まわり-佐倉市 土台敷き

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、数日前に現場まわりをしてきた佐倉市の新築住宅をご紹介します。
こちらの現場は、月曜に上棟する予定でしたが、降水確率が高かったので日程変更して、今週土曜に上棟します。

現在の現場の様子は、写真のとおりで土台が敷き終わり、足場が架けられています。

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▲土台はすべて千葉県産の桧を天然乾燥させた希少な木材です。

最近は雨が続いているので、土台の桧が濡れて、基礎の中にも水が溜まっています。
ツーバイフォーや断熱材も一体になっているパネル工法だと、雨は致命傷になりますが、当社の場合は問題は出ません。
こうやって、土台として敷かれる前にも1年以上も天日乾燥(天然乾燥と同意)して雨風や紫外線に晒されていました。
木材は紫外線によって、灰色に変色します。

現場に木材が納品される前に、正挽といって、木材を正確な寸法に挽き直しているので、雨風・紫外線に晒されて、灰色になった部分は切り取られて、写真のように木肌が若くなるのです。
強制的に機械乾燥させた弱い木材ではなく、当社の使う杉や桧は乾燥させながら鍛えているようなものです。
ですから、工事中に木材が雨に濡れても問題はないのです。
それに、一度も雨に濡れなかった・・・なんて今まで一度もなく、それこそ神がかりです・・

こちらの現場は、4月26日(日)に『建築中の現場見学会』の会場です。
『建築中の現場見学会』の詳しい内容はこちら

話しを変えて、当社が使う千葉県の木材について・・・

千葉県は杉ですら少ないのですが、桧はさらに少ないです。
そもそも、千葉県に植林されるたのも桧は歴史が浅く、本数も少ない。
一人前の木材として住宅に使えるのも、杉は樹齢60年以上、桧は樹齢75年以上です。
だから、千葉県の杉と、さらに桧は希少なのです!

その昔、千葉県以外も同じですが、商業利用される木材の半分近くが燃料でした。
家庭の暖を取るためやかまどをはじめ、企業にも火力燃料として使われていました。
その頃、はなしを簡単にすると電気系の暖房器具が全国に普及する前は木材が燃料でした。
要するに、“薪”ですね。
電気系の暖房器具が普及したのと同時に、薪が不要になってのです。
そういえば、NHKでやっていた『マッサン』でも薪が積まれている部屋がありました。
話しは古過ぎますが、よく見られた光景です。
薪が不要になってから、全国の林業は急速に衰退していきました。
そして、山が荒れていき、育ちのはやい外国木材が輸入され、国産の木材は影を潜めることになりました。

当社が運営する『自然素材建築研究所』の会社情報のページには《千葉の木を使えば山を救える》と記しています。
千葉県の山林は他県と比べても荒れています。
荒れた山からは、大量の二酸化炭素が排出され・・・という環境問題にも発展しています。

なにより、地元で育った木材で建てた家は長く住めます。
千葉の木を使うことで山がきれいになり救われ、私たちも長く暮らせる。
輸入木材や国産でも機械乾燥させた木材では、こうはなりません。

私たちは、これからも千葉の木を使い続けます。
『自然素材建築研究所』はこちら

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