2015.05.08 Fri

現場まわり-佐倉市 セルロースファイバー工事

『自然に住もう』代表の村上です。

昨日に引き続き、佐倉市にて建築中の新築住宅の現場を紹介します。

こちらの現場では、昨日より断熱材の『セルロースファイバー』の施工が始まりました。
昨日はまだシートを張っただけで、今日からセルロースファイバーを吹き込みます。

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▲『セルロースファイバー』は職人の技術力により断熱性に差が出ることがあります。

こちらの現場では、当社の自社職人の2人がセルロースファイバーを施工します。
この2人は慣れたもので、分かる人には分かるのですがシートの張り方が上手いです!

セルロースファイバーの施工は、職人の施工方法や技術力によって、断熱性をはじめ、壁の場合だと上部が自沈して隙間ができる場合もあります。
ちなみに、当社では仮に自沈して隙間が出たとしても・・・・対処方法はあります。

一見すると、簡単そうに見えるセルロースファイバーの施工ですが、じつはなかなか面倒で手間がかかります。
作業としてはとても単調ですが、その単調な作業を抜け目なくしっかりと施工することが重要になります!
『セルロースファイバー』の詳しい内容はこちら

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▲見えなくなる、こういった部分に職人の仕事の丁寧さが出ます。

今日の1枚目の写真はシートが張り終わった状態で、この写真は土台の上にシートが張られる前です。
なかなかレアな写真ですよ!
要するに、土台の上下をシートが挟む込みようにして張られて、空間ができます。
その空間にセルロースファイバーを吹き込むのです。
当社では土台が4寸(120mm)なので、厚みとしては少なくとも120mm以上のセルロースファイバーになります。

最近では、千葉県内でもセルロースファイバーを使う工務店が増えました。
セルロースファイバーがインターネットで評価が高いからだと思います。
そのため、ほとんどセルロースファイバーを使ったことのない工務店でも、お客様からの要望なので使う・・・となっています。
その工務店が、セルロースファイバーの専門工事店に依頼するのであれば、技術的には問題ないかもしれませんが、どうしても費用が高くなります。
高い割にはセルロースファイバーの吹き込み量がすくない・・・になります。

当社では、断熱材にセルロースファイバーを標準仕様にしています。
そして、かれこれ6.7年前?からセルロースファイバーを自社職人で施工をしています。
そうすることで、セルロースファイバーの費用を62%コストダウンできて、吹き込み量を115%アップさせることができました。

一言で『セルロースファイバー』と言っても様々あります。
これは、“自然素材”や“無垢の木”も同じです。
ですから、インターネットで言葉を知ってから、しっかりと調べないと、せっかく知ったのに知らなかったほうが良いことになってしまうこともあります・・・

私が講師を務める『自然素材の“選び方・見極め方”勉強会』では、こういった内容を分かりやすくお伝えしています。
これから建てようとしているご自宅に“セルロースファイバー”や“自然素材”“無垢の木”を使いたいとお考えの方はぜひご参加ください。
『自然素材の“選び方・見極め方”勉強会』の詳しい内容はこちら

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