2015.05.09 Sat

半永久的に効果が続くシロアリ防除剤!?

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、当社が使っているシロアリ防除剤をご紹介します。
いわゆる防蟻剤と呼ばれるものです。

以前は、ホウ酸が含まれている木炭塗料を塗っていましたが、最近では効果がさらに高いホウ酸系の木材保護剤に変えています。

土台と柱に塗られている緑のものがシロアリ防除剤です。


▲半永久的にシロアリ防除効果が続くと言われている防蟻剤です。

どうも半永久的と言われると、斜めに見て疑っていまいますが、メーカーは本気で言っています。
どこまで信じるかはありますが、当社では調査の結果、防蟻剤としては優れているという結果を出して使うに至っています。

緑に着色されていますが、もともとは無色透明です。
塗布したことが分かるように着色されています。

ホウ酸をシロアリが食べると、代謝ができなくなり餓死します。
しかも、木材腐朽菌やカビ菌などの菌類に対しても有効です。
要するに、発生を抑制します。

一般的には、床下は湿気っぽくなります。
一度、乾燥した木材が湿度の高い床下で湿気に晒されていると自然発生的に木材腐朽菌をみずから繁殖させてしまいます。
その結果、土台や柱などが腐るのです。
これは、特殊な話しではなく築15年前後の住宅にはよく見られることです。
ですから、床下をはじめ、壁内の湿気対策は充分に対応が必要なのです。

当社の湿気対策は、断熱材にセルロースファイバーを使っていたり、そもそも土台や柱などの木材を天然乾燥させているので、湿気やシロアリにも強いのです!
詳しいことは、またあらためて書きますが、機械乾燥させた木材はビスケット現象を起こしてしまい、湿気を吸いやすく、シロアリが好む木材の柔らかい部分が食べやすくなるのです。

天然乾燥させた木材については、個別に解説したページがあるのでご覧ください。
『希少銘柄 千葉県産 芯持ち天然乾燥「杉」「ひのき」のご紹介』の詳しい内容はこちら

話しをホウ酸に戻しますが、ホウ酸が人体に有害だと思っている方もいます。
それは間違いです!
ホウ酸の毒性は食塩と同じです。
塩も致死量を超えて体内に入れれば毒と言えますが考えにくいことです・・・
ですから、そうしたことをされない限りは無害なのです。

しかし、一般的に使われているシロアリ防除剤の毒性はかなり高いです・・・・
なぜ、いまだにあの防除剤を使う工務店がほとんどなのか私には理解できません。
肝心なことですが、これ以上書くと長くなるので知りたい方は、こちらの勉強会にご参加ください!
『自然素材の“選び方・見極め方”勉強会』の詳しい内容はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA