2015.10.06 Tue

第一号モデルハウス『ナチュラの家』回顧録

昨日は、2年半大切に使ってきたモデルハウスの掃除と片づけを行ないました。
私はデスクワークや来客などに追われて行けませんでした。

片づけが終わった頃に社員から写真が送られてきました。
下の写真がそれですが、なんだかガラ~ンとしています。
まるで自分の家で、そこから引っ越しをするような気分に一瞬だけなりました・・・
モデルハウス第一号ということで、それなりの想いもあるもので・・・

IMG_3944
▲これで、本当にさようなら・・・・

モデルハウス第一号『ナチュラの家』はホームページではしばらく残しておきます。
来年2月頃にモデルハウス第二号が佐倉市寺崎北にて完成予定ですが、その完成前までには新たにしようと考えてます。
『モデルハウス第一号』の詳しい内容はこちら

成田市はなのき台に立つ第一号モデルハウス『ナチュラの家』は、2015年3月に完成しました。
建築期間として約半年を要したと記憶しています。
設計プランニングは社員設計士が行いまして、コンペ方式で競わせました。
私としても、はじめてのモデルハウス建築ということで、楽しみと不安が入り混じった高揚感があったことを思い出します。

土地探しは半年ほどでしょうか・・・成田市内を探し回りました。
やはり、自分で探すと相場観が身につきます。
そして、自宅の土地探しも続いて、成田市とくにニュータウンと言われる地域の土地の相場観は今でもあります。

この「相場観」が土地探しにおいて重要です。

家づくりは、土地探しや中古物件探しからはじまる方も多くいます。
不動産情報サイトを毎日のように眺めてチェックするのも必要ですが、やはり現地に足を運んで肌身で物件を感じることが重要です。
物件を見るためには、不動産屋に問い合わせて住所を教えてもらう必要があり、そうすると個人情報を教えないとダメでひつこく営業されそうだと思うかもしれません。
そういうこともあるでしょう・・・でも、それは仕方ありません。
営業マンに電話しないでくださいとはっきり伝えよう!としか言えません。

ちなみに私は不動産情報サイトで新着物件を見て住所がなくても、Google Mapを広げてだいたいの場所が特定できたので、すぐに現地に行ってました。
仕事柄の感かもしれませんが・・・

現地に足を運んで見に行く、というのは面倒かもしれませんが、少しでも興味を持った土地なり中古住宅があれば、まず行ってみましょう!
そして、それを繰り返せば、相場観が少しづつ身につき、不動産情報サイトで物件情報を見たときに、なんとなく場所まで分かるようになります。(なると思います)

なぜ、「相場観」を取り上げたかというと、第三者の私たちから見て客観的にお客様の希望にあっている土地があります。
しかし、その土地の購入を決心できないでいる・・・ということはよくあることで不思議なことではありません。
大きな買い物であり、住宅ローンの返済という大仕事がありますから仕方ありません。

まだ他にも良い土地が出てくるのでは?という思惑や、土地値が適正か?という迷いもあるからでしょう。
こういったことも100%とは言えませんが、「相場観」さえあれば出てきにくいものです。
相場観とは経験値です。
経験値を積むためには、やはり量稽古が基本です。
思いがけず、1件目の土地を見に行って“即購入”という方もいるでしょうが、少数派でしょう。
自分たちが探している地域で知らない不動産がないぐらい見て回れば迷うことは無くなるでしょう。

不動産探しは、地道に足を使って、時間をかけながら行う。
そして、相場観を身につける。

こうしていけば、きっと理想通りの不動産に巡り会えるでしょう!
私みたいに!

タイトルを「回顧録」としながら、不動産探しの「相場観」に内容が変わってしまいました。
いつものことということでお許しください。

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