2015.03.21 Sat

「ガルバリウム鋼板」は本当にメンテナンスフリーか?

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、月に一度の『自然素材の“選び方・見極め方”勉強会』略して『自然素材の勉強会』を開催します。
私が10年近く続けている、この勉強会は今までたくさんの方にご参加いただきましたが好評です。
ご参加いただいた方々の感想をご紹介します。
なんとなくでも雰囲気や内容を感じていただけると思います。
『自然素材の勉強会』参加者の感想  『自然素材の勉強会』の詳しい内容はこちら

さて、今日はふたたび成田市にて建築中の我が家をご紹介します。
昨日、足場が解体され住宅全貌がはっきりと見えるようになり、感動を覚えましたが、その紹介はまた次の機会に譲って、今日は“雨樋”についてです。

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▲建物の外観をスタイリッシュに決めるために雨樋は黒にしました。ガルバリウム鋼板製です。

ただの、よく使われている塩ビ系の雨樋なら、ここであえて紹介する必要はないのですが、我が家ではガルバリウム鋼板製の雨樋を使っています。
もちろん、当社のモデルハウスもガルバリウム鋼板製ですし、当社が手がける新築住宅にも当然よく使っています。

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▲塩ビの雨樋と比べて、とても固く頑丈です。

当たりまえのことですが、この雨樋に触るとあらためてそう感じます。

ガルバリウム鋼板は、一般的には「メンテナンスフリー」と言われていますが当社の認識は、「決してフリーとは言えない」です。
錆びる可能性があります。
あくまでも可能性です。可能性とはいえ、実際に錆びているものを確認しています。
その可能性を排除したいのなら、ステンレス製の雨樋にする必要があります。
金額的見解だと、塩ビ▶ガルバリウム鋼板▶ステンレスと右に行くほど金額は高くなります。

雨樋にとどまらず、住宅の外部には板金を使う部分がいくつかあって、雨樋の材質にこだわると土台水切りやほかの部分もステンレスがなお良いのかなど話しは膨らんでいきます。
雨樋だけでもステンレスになれば、それなりの金額になるのに、ほかの板金部分もステンレスにするとなると、さらに金額は高くなります。
でも、住宅の外観、見た目を考えると雨樋と土台水切りの色や材質は統一したほうがいいし・・・など思惑が浮かんできます。
予算・デザイン・メンテナンス性など、雨樋を一つとっても住宅に何を使うか?というのは、難しさもあります。

しかし、私たちにとってはこれが本業です。
難しさの中にも楽しさがあるから、やっているのですよ!!
それは、自宅の新築に際してあらためて認識したことでもあります。
こういったことの楽しさをお客様に伝えることも私たちの仕事です。

まぁ、まとめてしまえば、新築するリフォームすることの楽しさを伝えるという私の解釈線上に『自然素材の勉強会』もあるのです!
ぜーーーーひ、ご参加ください!
『自然素材の勉強会』の詳しい内容はこちら

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