2023.05.11 Thu

「先進的窓リノベ事業」の注意点 

「先進的窓リノベ事業」という補助金の注意点をお伝えします。 

期限は予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)。 

 

補助金が大きいこともあって、全国的に利用者が殺到している状況です。 

ガラスを交換したり、内窓をつけて二重窓にするなど、断熱性を高めることに利用できる補助金となっています。 

 

「先進的窓リノベ事業」のホームページにある、予算に対する補助金申請額の割合を見る限り、まだ余裕がある。つまり、今からでも補助金がもらえる可能性があるように見えます。 

しかし、肝心の商品である窓が全般的に品薄状態となっており、納期が最短でも3ヶ月かかる見込みです。 

そのため、補助金の予算としてはまだ余裕があるように見えるものの、窓がないので工事ができない。これが実情です。 

 

注意点というのは、窓が納品される頃には補助金の予算が終わっている可能性があることです。 

それにしても、まだ余裕があると思われるかもしれません。しかし、総合サイトの申請額の割合グラフには反映されていない「工事待ち」がかなりの数があって、それらの工事がはじまるとグラフの申請割合は一気に進んでいく。「工事待ち」を含めると、もうすでに補助金の予算はいっぱいになっている・・・。 

住宅業界の専門誌には、このような記事が掲載されています。 

 

近いうちに窓の納期が縮まる可能性もありますが、それでも変わらず注意が必要だと考えています。それだけ、利用者が多い補助金だからです。 

 

そして、「先進的窓リノベ事業」の影響を受けて、「こどもエコすまい支援事業」の状況も変わる可能性もあります。その状況については、また後日お伝えします。 

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