2015.03.23 Mon

「コーナービート」のご紹介からの!?

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、これから新築住宅やリフォームをされる方にお薦めしたい部材を紹介します。
それは「コーナービート」といいます。

IMG_3172
▲角に見えている木の部材が「コーナービート」です。

角部分、専門用語でいう出隅(ですみ)に取り付けて、私たちが不意にぶつかったり触れたりしたときに珪藻土などの壁材を保護することが目的です。
自然素材系の珪藻土や漆喰などは壁紙と比べ弾力性がありません。
ですから、角以外の部分も含め自然現象として“割れ”が起こりやすく、私たちが不意にぶつかったりすると擦れやすいと言えます。

もし、弾力性がある珪藻土や漆喰があると聞いた場合は気をつけてください。
化学系接着剤が含まれているか、オレフィン系樹脂、いわゆる壁紙のクロスに珪藻土が塗られています。
本来の自然素材ではない!ということです。

まとめると、室内の角部分は私たちが生活していく上で不意に触れたり、ぶつかることがあります。
それが繰り返されると、珪藻土や漆喰が擦れて剥がれてしまいます。
擦れや剥がれないようにするために「コーナービート」を角につけます。

角部分の全体につける必要はなく、触れやすい高さの部分にだけ取り付ければよいのです。

すみません・・・投稿した写真で「コーナービート」を説明しようとしたのですが、局部過ぎて分かりにくいですね・・

もちろん、角部分の珪藻土が擦れたり剥がれたりしても、簡単に直すことはできますのでご安心を!
「コーナービート」を取り付ければ、材料費と工賃はやはり掛かります。
擦れたときに時々直すのほうが、当然費用は掛かりません。

実は「コーナービート」は、はじめて使ってみました。
恥ずかしながらこの仕事を20年やってきた私ですが、知らなかったのです・・・・

使ってみたのは、私の自宅です。
「コーナービート」以外にもはじめて使ったものはあります。
自宅には“実験的要素”をたくさん盛り込んでいるので、私が住みながら研究しようと考えているからです!

自宅の建築を考えたときに私が取った行動は、
・他社モデルハウスを妻と見学(地元の展示場は制覇しました)
・住宅系の雑誌や本を200冊以上読む(中古本が中心です)
・建築家やこだわり系工務店に資料請求と訪問見学(血肉になっています)

これらをあらためて行いました。
行って自宅を建てて感じたことは、私が工務店社長として、かなりパワーアップしたことです。
正確に言うと、スキルアップですね。
自宅建築をきっかけにあらためて行ったことが血肉となり、お客様の新築住宅やリフォームに活かされます。

「コーナービート」はお薦めします。

それはそれとして、当社にご期待ください。
まだまだ、お伝えしたいことは山ほどあります。

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