2017.02.04 Sat

現場まわり- 成田市 珪藻土塗り

成田市土屋にて建築中の新築住宅の現場です。
数日前の写真ですが、珪藻土の下地材を左官職人が塗っている様子です。

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▲下地をしっかり塗ってから、珪藻土を塗りあげます。

当社の新築住宅は、外壁は漆喰を塗り、内壁には珪藻土を塗っています。
これが基本仕様です。

まれにですが、内壁に漆喰を塗ることがありますが、外壁に珪藻土を塗ることはありません・・・というか塗れません。
珪藻土は水をかけると文字どおりの土に還ります。
外壁に珪藻土を塗って、強目の雨が降ると珪藻土は流れ落ちるでしょう。

漆喰は水まわりや押入れなどの湿気が多く溜まったり、空気が動かない場所に適しています。
珪藻土よりもです。
理由は、漆喰は強アルカリ性なので抗菌作用があり、カビが出ないからです。
それに対して、珪藻土はミネラル分が豊富に含まれているので、洗面所などに塗るとカビが出ることがあります。

外壁に漆喰を塗る理由は、漆喰の気化熱作用により、外壁の漆喰そのものが夏の太陽熱を燦々と浴び続けても暑くならないからです。
結果、夏涼しい家になります。

内壁に漆喰を塗るのが稀なのは、同じく気化熱作用により家の中を冷やしてしまうからです。
夏は良くても、冬は寒いです。
珪藻土でも充分に夏涼しい家です。

今の時期は、内壁に塗っている珪藻土と断熱材のセルロースファイバーとウッドファイバーによって“冬暖かい”モデルハウスを体感していただくことができます。
2月は18日(土)・19日(日)の2日間で『“モデルハウス寺崎北”お披露目見学会』を開催します。
お気軽にご参加ください。

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