2015.05.26 Tue

現場まわり-佐倉市 大工工事

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、佐倉市で建築中の新築住宅の現場を紹介します。

写真の天井をご覧ください。
こちらの現場では、天井を意匠的にするため、梁の下部分を出しています。

天井に張られている石膏ボードの上に珪藻土を塗って仕上げますが、ある程度の広さのある天井だと、のっぺりしてしまいます。
そんな場合は、こちらの現場のように、天井から梁を出してみると空間が仕切られるようになり意匠が変わります!

IMG_3372
▲棟梁が、建具の枠を造作している様子です。

建具とは、室内のドアですよね。
わが家は栗を使いました。こちらの現場は杉の建具になります。
当社では、大工が建具の枠を造作するのは当たり前のことでしかありませんが、一般的に考えれば建具メーカーの工場で出来上がってくる枠を使います。

建具枠一つをとっても、当社の家造りには棟梁をはじめ、大工・職人の手仕事の部分がとても多くあります。

先日開催した『復活!“ちば山体験”バスツアー』の終了レポートをブログにあげましたが、当社の新築住宅に使われる千葉県産の天然乾燥させた杉・桧は、丸太の状態から一本ずつ契約製材所の社長が目利きして選りすぐることから始まっています!
『復活!“ちば山体験”バスツアー』終了レポートはこちら

こういう話しになると、当社以外の工務店はどうしているのか?を伝えないと、希少性なり価値が伝わらないと思います。
正確には分かりませんが、なかなかこんなことをやっている工務店はないと思います。
私のような、ある意味オタクというか物好きな工務店を経営している人間がやることでしょう・・・
そう言いながらも、木の目利きは重要なことだと思っていますし、耐震性や湿気やシロアリに対する抵抗力を高めるという住宅そのものに必要不可欠な要素を持たせるためには、このやり方しかありません。

建具枠一つひとつ、柱や梁など一本ごとに、棟梁や職人たちの魂が宿っている。
そんなエネルギーが充満しているのが当社の住宅です!

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