2015.06.28 Sun

薪棚、完成!

『自然に住もう』代表の村上です。

昨日の続きです。
薪棚が完成しました。

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▲千葉県産の天然乾燥させた杉でつくった薪棚

薪棚に入れているのは、自宅建物を工事しているときに出た端材です。
あまったり半端で使えない木材の一部を捨てずに、薪ストーブの焚き付け用に使おうという魂胆です。

当社の新築住宅には、工場で製造加工する“製品”を使うことが少ないです。
もちろん、少ないだけで使っています。システムバスやキッチン、照明などは製品ですから。
例えば、室内の建具は工場でつくっていますが、職人の手仕事ですから所謂“製品”とは違います。
以前に、建具をつくっている工場をレポートしました。
ブログ『国産木材と米のりでつくる建具のご紹介』はこちら

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2015.06.27 Sat

わが家では薪棚を大工がつくっています。

『自然に住もう』代表の村上です。

私の自宅が完成し、引越してから1ヶ月が経とうとしています。
自宅の快適さに惚れぼれしながら毎日を過ごしています。

さてさて、建物に関しては完成していますが、庭はいまだ工事中です。
昨日は、久しぶりにわが家を建てた棟梁が現れました!

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▲4人の大工で一気に薪棚を造っています。

薪ストーブの薪を積んでおく“薪棚”です。
幅が約10メートルあります。
わが家の南側の隣地にはアパートが建っているので、わが家と視線が合わないように目隠しフェンスも兼ねています。
薪棚の手前、大工が作業している部分がこれから駐車場になります。

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2015.06.19 Fri

「ワインはTerroir(テロワール)が大事です」

『自然に住もう』代表の村上です。

6月15日に自宅近くのワイン屋にいる特徴ある店員について書きました。
6月15日のブログ『私、天然精油の香水をつけています。』はこちら

今日は、その続きを書きます。

私は、その店員に野暮な質問をしてしまいました。
「ワイン選びで大事なのはなに?」

そうすると、店員はこう応えました。
「ワインはTerroir(テロワール)が大事です」と

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2015.06.15 Mon

私、天然精油の香水をつけています。

『自然に住もう』代表の村上です。

私はほぼ毎晩、晩酌をします。
暑くなりはじめたこの時期、私はもっぱら軽めの白のワインを飲んでいます。
今シーズンはお値段も軽めなチリワインを気に入ってます!

自宅近くに、大量の在庫を持っているワイン屋がありまして、たまに行くのですが、そこに面白いというかワインに情熱的な店員がいます。
私は、その店員にワインを教わりながら好みに合いそうなのがあると買っているのですが、ひとつの質問をすると、それこそ倍返しというか怒涛のようにずっと喋ってるんです。
あんなに楽しそうに自分の仕事(ワイン売り)を話している様子を傍らに見て、私も楽しくなっています。

私はその店員にある疑念を持っています。
それは、「もう酔ってるのか?」です。
最近は夕方に行ったのですが、仕事柄、試飲が多いから酔っちゃうのかな・・・と自己説得してました。
まぁ、仕事柄だからしょうがないとして・・・・・

ここで、唐突ですが私のクローゼットをお見せします。

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▲杉板で大工がつくった洋服棚

続きまして、私の仕事部屋の机をお見せします。

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2015.06.02 Tue

壁内の結露が起きてしまうと・・・・

『自然に住もう』代表の村上です。

それでは、昨日の予告どおりのブログを始めます。
昨日は、こういった内容を書きました。

湿気によって、長期間ずっと壁内に結露が溜まりつづけ、柱と土台だけではなく断熱材すら腐食してしまったのです。
それが、だんだん寒くなってしまった原因です。

柱や土台などの木材は、乾燥方法は様々あり良し悪しはありますが、しっかりと乾燥されて住宅に使われます。
一度乾燥した木材が、結露により濡れ続けてしまうと、木材腐朽菌を自ら繁殖させてしまい、写真のように腐ってしまうのです。

正確には、昨日のブログをご覧ください。
『昨日のブログ』はこちら

さて、このリフォームでの経験をどのように新築住宅に活かしているか・・・ですが。

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2015.05.31 Sun

棟梁が渾身の技術でウッドデッキを組み上げています。

『自然に住もう』代表の村上です。

私が新居に引っ越しをして2日目になりました。

昨日の夕方に時間が取れたので、リビングに置くソファを物色しに走りました。
千葉ニュータウンの通り沿いにある3件の家具屋をまわり、買った店はニ◯リです。
青山のソファ専門店にも行きましたが、子供がまだ小さいので汚れることを考えてのニト◯での購入です。
10年後なのか、子供が大きくなってからソファを買い換えるという交換条件がつきました。

ちなみに、リビングに置くテーブルは“木材利用ポイント”を使って選びます。

それはそうと、わが家ではウッドデッキの工事が進んでいます。
お見せする写真は、もったいぶって数日前のものになります。
今は、ウッドデッキの床部分は張り終わっています。

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▲棟梁が刻みながら仕上げるウッドデッキ

ここにも棟梁の技術力が活かされます。
棟梁が手仕事で刻んで組み上げるウッドデッキは、当社の特徴であります。
ウッドデッキに使う木材は、お馴染みの千葉県産の杉です。
天然乾燥させた杉をそのままウッドデッキに使うのではなく、ウッドロングエコという有害物質を一切含まない木材保護剤を塗っています。
ですから、杉が濃い茶色になっているのですね。

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2015.05.26 Tue

現場まわり-佐倉市 大工工事

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、佐倉市で建築中の新築住宅の現場を紹介します。

写真の天井をご覧ください。
こちらの現場では、天井を意匠的にするため、梁の下部分を出しています。

天井に張られている石膏ボードの上に珪藻土を塗って仕上げますが、ある程度の広さのある天井だと、のっぺりしてしまいます。
そんな場合は、こちらの現場のように、天井から梁を出してみると空間が仕切られるようになり意匠が変わります!

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▲棟梁が、建具の枠を造作している様子です。

建具とは、室内のドアですよね。
わが家は栗を使いました。こちらの現場は杉の建具になります。
当社では、大工が建具の枠を造作するのは当たり前のことでしかありませんが、一般的に考えれば建具メーカーの工場で出来上がってくる枠を使います。

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2015.05.24 Sun

意外に多い!“自然に住もう”デザインリフォーム事例をご紹介

『自然に住もう』代表の村上です。

よく質問されます。
「リフォームを考えてますが、やってますか?」
「やってますよ・・・・・もちろん」

言葉が詰まるのは、リフォームの施工事例や工事中などの情報をホームページで伝えきれてないと思っているからです。
リフォームの施工事例はたくさんありますが、新築住宅とは異なり、住みながらのリフォームなので、完成後の写真が撮れないことが多いのです。
ですから、あまりリフォーム施工事例をホームページに掲載できてません・・・
『リフォーム施工事例』の詳しい内容はこちら

それでも、今日はあえてリフォームについて書きます。
当社では、自然素材と無垢の木を使ってリフォームすることを「“自然に住もう”デザインリフォーム」と言ってます。
これは、新築住宅も同じコンセプトですが、自然素材と無垢の木にこだわるが故に見た目が地味になりやすい、ある程度落ち着いた世代の方には良いのですが、デザイン性も必要!という方には物足りなさがあります。

当社では、自然素材と無垢の木を使いながらも、デザインにもこだわりましょう!ということで、“自然に住もう”デザインリフォームと言っているのです。

デザインと言いながらも、まずはリフォームの技術面からご紹介します。

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▲リフォームでも断熱材『セルロースファイバー』を吹き込んでいます。

これは、すでにリフォームが終わりお客様が住んでいる住宅の工事中です。
こちらの住宅は、ハウスメーカーで建てた軽量鉄骨造でした。
古くなった壁紙クロスと石膏ボードをはがし、セルロースファイバーを吹き込み、住宅全体の断熱性を高めました。
リフォームの場合は、インプラスなど内窓も合わさて取り付けることで断熱効果をさらに高めることができます。

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2015.05.22 Fri

千葉県産杉の無垢フローリングに蜜蝋を塗りました。

『自然に住もう』代表の村上です。

さて、建築中のわが家は工事が大詰めを迎えています。
工事がはじまる前は、毎日のように工事の様子をブログに投稿しようと息巻いてましたが、そのときの勢いは今では微塵もありません・・・

今さら取り返しも付かないので諦めますが、今日はブログの『社長自宅の新築奮闘記』カテゴリーで投稿します!

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▲やっぱり、杉には蜜蝋が相性がとても良い!

わが家は、千葉県産杉の無垢フローリングにワックスとして蜜蝋を塗って仕上げました。

蜜蝋(みつろう)を塗る前は、杉の肌触りが無骨に感じられるような硬さがありました。
蜜蝋を塗ったあとは、杉がしっとりと柔らかく優しくなりました。
見た目としても、木目が引き立って見えるようになります。

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2015.04.24 Fri

復活!“ちば山体験”バスツアーについて

『自然に住もう』代表の村上です。

今日は、5月17日(日)に開催する『復活!“ちば山体験”バスツアー』について書きます。

当社では『“自然に住もう”の学校』ということで、勉強会や見学会など10年近く前から続けています。
自然素材や無垢の木をはじめ、住宅という特性上、参加者に体験していただくことを大事にしています。
『復活!“ちば山体験”バスツアー』のように参加者体験型の企画を「体験ワークショップ」としていて、ただ見学するだけではなく、みなさんの五感をフル活用していただきながら、楽しく学んでいただく!をモットーにしています。
『復活!“ちば山体験”バスツアー』の詳しい内容はこちら

1年半ぶりに『復活!“ちば山体験”バスツアー』を開催するにあたり、昨日は下準備のため、製材所などを久しぶりにまわって来たので、『復活!“ちば山体験”バスツアー』を先取りして、ほんの一部ですがご紹介します。

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▲これぜんぶ、乾燥中の千葉県産の杉と桧です!

すごいでしょ!!
写真にとったのは、この製材所の10分の1ほどの木材です。
これだけの千葉県産の木材を天然乾燥という最高の状態で在庫している製材所は、間違いなくどこにもありません。

手前に並べられている6本の木材は桧で乾かし始めたばかり、積まれている木材の中には、10年も乾かしているものもあります。
一般的に新築住宅に使う木材は、杉の場合は赤芯や黒芯など状態によりますが、1〜2年は写真のように天日乾燥(天然乾燥)させて、木の水分を取り除きながら、天然精油のヒノキチオールという住宅にとって大事なものを残すのです。

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